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2008年1月 7日 (月)

日中合作『牡丹亭』記者会見

昨年末の中国での報道で、もうすぐ日本で記者会見が行われることがほのめかされていましたがその記者会見が今日1月7日に行われ、各報道機関に報道されていました。

坂東玉三郎さんの創作歌舞伎、中国・昆劇と合同公演へ

http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20080107ih21.htm

この記事、「創作歌舞伎」が「合同公演」するわけでもないのに、どうしてこういう見出しになっっているのでしょうか。「楊貴妃」の方がメインととらえているのでしょうか。それとも読売の記者はあるいは「昆劇」とは何かを理解していないのでしょうか。不思議な表現だなぁ…

この他、日刊スポーツでも報道されています。

坂東玉三郎が中国の昆劇と合同公演

http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20080107-304261.html

それによると、北京公演は湖広会館で5月6日から15日まで(異例の長期間)行われるそうです。湖広会館は夜の公演は日本からのツアー客がよく訪れるところで、以前はさりげなく玉三郎さんの写真が飾ってありました。狭い空間で独特の雰囲気が味わえる劇場です。

マイクなしにこだわるなら、湖広会館のあの狭さが限度でしょう。それでも普通なら京劇でもマイクを使います。京劇のように声を張り上げない昆曲なら、あるいは厳しいのでは?

もう少し詳しい内容も知りたいのですが、じきに松竹のサイトでも発表されるでしょうから、それを待ちましょう。

NHKのHPで記者会見の様子を動画で見ることができましたが、その記事に『牡丹亭』のヒロイン杜麗娘のことを、「宋の時代の絶世の美女」とまるで実在の人物であるかのような表現をしていたのに、ちょっと腰が引けました。杜麗娘が絶世の美女って聞いたことないぞ、楊貴妃と間違えていること間違いない(ちょっと古い?) 『牡丹亭』を知らないのはいいとしても、せめて楊貴妃と間違えるのはやめて欲しいのだが… 戯曲『牡丹亭』は元になった小説があり、その小説が舞台としているのが、確か宋代だったと思います。

そこらへんのことについては根ヶ山徹『明清戯曲演劇史論序説湯顕祖『牡丹亭還魂記』研究』という専門書がありますので、分厚い本ですが、比較的読みやすいので、興味のある方は図書館ででも御覧下さい。

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