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2008年3月28日 (金)

中国における男旦(女形)の現状

劉錚さんから「中国の男旦(歌舞伎で言う女形)の現状について、いくつか伺ったので、その話を、簡単にまとめてみます。

昆曲(昆劇)しか唱わない男旦はプロにもアマチュアにもいないそうです。アマチュアで京劇も昆曲も唱う人は少なくないそうですが。

プロの俳優さんのうち、中国国家京劇院の男旦は劉錚さんの他に、同じ団に楊磊さんという程派の若手がいて、その二人だけだそうです。

北京京劇院には、当初、玉三郎さんと南座『牡丹亭』で共演すると名前が出ていた、梅葆玖氏の弟子、胡文閣さんがいます。この方が加わっていれば、梅葆玖お気に入りの梅派の男旦が京都でも見れたのに、残念です。

北京京劇院には以前は呉吟秋と温如華という張派の人がいたのですが、もう60を過ぎたので定年になってしまったのだそうです。私は呉吟秋という人の名前は聞いたことがありましたが、男旦だとは知りませんでした。

今年北京で温如華さんの『牡丹亭』DVDが出ていたのを見たのですが、もうそんな年齢だとは全く知りませんでした。中国は専門の劇団は国か地方自治体の管轄なので、京劇俳優さんは公務員なので、定年があるのです。定年をすぎて舞台にあがれるのは、よほどの人です。

この他は、もう定年を過ぎた人か若手の両極に分かれます。済南市京劇院に白月明という梅派の若手が、江蘇省京劇院にも若手の男旦がいるそうです。

Img_1691ss 今年2月に見た楊磊さん。『法門寺』で、冤罪で捕まった婚約者の再審を直訴する女性を演じています。なかなかきれいでした。

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