« 川本喜八郎人形美術館 その2 | トップページ | ヨミウリオンライン動画ニュース「大阪の新歌舞伎座 上本町で再開場」 »

2010年9月 6日 (月)

北京で京劇『大鬧天宮』公演

日本でも李光主演で何度か公演のあった孫悟空の京劇『大鬧天宮』が、今夏、御年70歳の李光の全面的な指導のもと、国家京劇院が今一押しで売り出している武生王璐(ワンルー)主演で、8月28日に北京梅蘭芳大劇院で公演が行われ、9月1日にはCCTV11で全国放送されました。

以下の写真はCCTVの公式HPの写真です。

20100831_6ee76656d756af6723774ijk_2

20100831_a4859b851eeb16dc07eaylctvk

 

 

20100831_1dd17bf1f9f68aad181cyaehaa

写真のあったページ(掲示板です)

http://bbs.cntv.cn/thread-14508265-1-1.html

CCTV 空中劇院 動画のあるページ

http://ent.cntv.cn/enttv/cctvkongzhongjuyuan/videopage/index.shtml

私もこの動画のページで見ましたが、やはり今の中国の京劇界の武生ではダントツの実力とルックスの良さを誇る王璐なだけに、鎧をつけた立ち回りは本当に絵になっていてきれいでした。孫悟空としての見た目も、かわいらしさが出ていて、良いのではないかと思います。今の京劇界の若手は特に役者の粒の小ささが目立つのですが、王璐はやはりスターとしての素質を持っていることを再確認しました。

ただ、特に李光が『大鬧天宮』に武生らしさを強調して演技指導をしたこともあり、少なくとも私がこれまで見てきた孫悟空の舞台に比べると、お猿さんらしさがあまり見られず、孫悟空の舞台を見ているという感じはあまりしませんでした。しかも2時間ぶっ続けで主役をはる舞台が初めて(武生の舞台は長くて1時間)という王璐も、一部の演技に消化し切れていない部分が見受けられました。

今回が初演ですので、まだ慣れていない部分は今後演じ続ければ慣れるでしょうが、国家京劇院が今後この王璐版『大鬧天宮』をどうしたいのか気になっています。具体的にいえば、海外での公演を視野に入れているらしいので、海外公演で一番に候補としてあがる日本に持ってくるのであれば、もう少し改良しなければ、とりわけ孫悟空の舞台には目の肥えている日本の観客には、なかなか認めてもらえないのではないかと思いました。

|
|

« 川本喜八郎人形美術館 その2 | トップページ | ヨミウリオンライン動画ニュース「大阪の新歌舞伎座 上本町で再開場」 »

演劇ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 川本喜八郎人形美術館 その2 | トップページ | ヨミウリオンライン動画ニュース「大阪の新歌舞伎座 上本町で再開場」 »