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2012年10月29日 (月)

来年1月松竹座壽初春大歌舞伎 演目と値段にびっくり

少し前に、歌舞伎美人に来年一月大阪松竹座の「二代目猿翁、四代目猿之助、九代目中車襲名披露 壽初春大歌舞伎」の演目が発表されました。

http://www.kabuki-bito.jp/theaters/osaka/2013/01/post_1.html

昼の部では、大阪出身の右近さんの「毛抜」と、その前に猿弥さんと笑也さんの曽我もの(?)が出るのと、藤十郎さんと四代目の吉野山が出るのはいいのですが、問題は夜の部です。新橋での演目とあまり代わり映えがしないのです。これが襲名披露公演かとびっくりしました。もちろん「楼門五三桐」はこれでいいのです。しかも五右衛門が中車と、配役が変わっていますから。中車さんが同じ「小栗栖」をかけるのも、仕方がないと言えば仕方がない。でも四代目の四の切はないでしょう。しかも静御前も同じ秀太郎さんだし。まあ1月の松竹座は、藤十郎さんと我當さん秀太郎さんが守ってきた牙城ですし、個人的に秀太郎さんの静御前は見たかったので、松竹座でやってくれるのはうれしいのですが、それは襲名披露公演ではなくて、別の機会でも良かったはず。義経千本桜をかけるのであれば、四代目は静御前をやるとかして、これまで培ってきた女形としての芸を見せてほしい。

しかも、チケットの値段がふざけています。一等席二万円ですよ! 三等席なんて南座かと思うぐらいAとBに分かれているし、お金のかかるスーパー歌舞伎がかかるのであれば、理解できますが(ひそかに新三国志の再演を期待していた)、スーパー歌舞伎なしで、半分は新橋での演目で、しかも月乃助さんは新派の公演で大阪には来られないし、共演の幹部俳優も少ないのに、この値段はふざけていませんか? 何よりもこないだの勘九郎襲名披露公演よりも高額になっているのがおかしい。何かが違う。

私は、この演目の中では何よりも右近さんの「毛抜」をとても楽しみにしています。「毛抜」という作品自体がとても好きな作品で、右近さんがどう演じるのか、とても楽しみです。しかし二万円かぁ。。。 宙乗りがあるから3階席は席が少なくなるし、幕見席は残してほしい! ともかく、この高額な値段設定を、歌舞伎公演の多さに少し疲れている関西の観客がどう受け止めるかが、注目ですね。

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