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2013年4月28日 (日)

胸が熱くなった

美吉屋さんのブログを読んで、おもわず胸が熱く、痛くなった。

ご自身のことではなく、吉太朗くんの前途を思うそのお気持ちに、強く胸を打たれた。

あれほどの才能のある吉太朗くんが、血縁主義のはびこる梨園界で、今後どうなっていくのか、本当に心配でなりません。愛之助さんのように養子になれればまだいいのですが、男の子がいない幹部はそうそういないですし、養子でなくても、はやいうちに芸養子になってくれれば、と思わずにはいられません。

昨日たまたま、2つのテレビ番組で右近さんと勘九郎さん七之助さんを見ました。右近さんは朝の情報番組で、南座の五月花形歌舞伎の告知に来られていて、私が見た時は番組の最後だったので、その花形歌舞伎の告知の部分しか見られなかったのですが、生放送だし、さらりと紹介されていました。相変わらず、明るく男前な右近さんでした。

勘九郎、七之助兄弟は夜のバラエティ番組で、七之助さんが、歌舞伎俳優は誰でもなれると、国立劇場の養成所の宣伝をしておられましたが、最近この手の“歌舞伎俳優スカウト”作戦が目立つので、これは俳優さん個人の考えと言うよりは、松竹の宣伝だと見て取れます。彼らがスカウトしたいのは、後ろでとんぼをきったり切られたりする要員であって、うまく行けば、じっと座って一言セリフがある役がもらえて、その他の時間は幹部俳優やその子息のお世話をする人であることまで、テレビのバラエティ番組では紹介しないけど、そこで名前があがるのはだいたい玉三郎さんと愛之助さんですが、裏を返せばこの二人ぐらいしかいない、右近さんは今でも部屋子という立場で、更に現在微妙な立場におられるので名前は出ない。昨日たまたま、テレビを見ていて、そして吉太朗くんのことをあれこれ考えてしまいました。

吉太朗くんが出来る道はテレビや映画で名前を売り、集客力を高めることしかないと思います。これから声変わりに入るでしょうから、舞台でセリフをいう役は難しいでしょうし、その時期にこそ、テレビや映画で修行をして、名前を売って欲しい。吉太朗くんの歌舞伎への純粋な気持ちを、あふれ出る才能を彼が大人になってから開花させるにはそれしか方法はないように思われます。

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