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2014年2月28日 (金)

国家京劇院と天津京劇院の公演の違い

拙HPにおいでになる方の検索ワードを調べておりましたら、やはり今年行われる国家京劇院と天津京劇院の公演について検索されているようです。

そこで、この両者の公演の違いについて、現在公式HPでわかっていることから推測してみたいと思います。

楽戯舎の天津京劇院公演については以下のHPを御覧下さい。

日経イベンツガイド内の「京劇 覇王別姫~漢楚の戦い~」HP

http://www.nikkei-events.jp/concert/kyougeki2014.html

民音の中国国家京劇院の公演については、以下のHPを御覧下さい。

(スケジュールのページをあげておきます)

http://www.min-on.or.jp/special/2014/china/schedule.html

まず大きな違いは公演の回数と都市です。楽戯舎は東京、大阪、名古屋三都市での公演で、ほとんどのステージが東京公演です。

それに対して民音は日本全国の巡演公演ですので、北海道から九州まで多くの都市での公演が予定されています。

ですので、普段楽戯舎が主催している東京、大阪、名古屋の公演に行けない方でも、民音の公演なら行ける可能性が出て来ます。

チケットの値段は劇場によって異なると思いますが、おおむね民音の方が安くなっています。賛助会員だと更に安くなるはずです。

ただし、良い席を買おうとするとかなり苦労するのも、民音のチケットの難しいところです。チケットWeb松竹みたいに、ピンポイントで「ここの席が良い」と言えないのは楽戯舎でも民音でも同じですが、民音の場合、早く買ったからといって良い席とは限らないことがたまにあります。ただし、これも毎回異なります。その時の運次第です。

今回は特に関西地区で、楽戯舎の公演の約一週間後に民音の公演があるといいうことで、ファンにとっても時間のやりくりが難しいところです。

個人的には6月はさらに琉球舞踊の公演が二つもあって!(6月15日には、あの宮城能鳳さんが春秋座に来て下さり、その前に玉三郎さんの新作琉球舞踊の公演も南座であります)、本当にどうしたらいいのかわかりません…

春秋座の方はまだHPに情報はでていませんが友の会では案内がされています。

京都南座6月 坂東玉三郎特別舞踊公演 組踊と琉球舞踊(6月5日から11日)

http://www.shochiku.co.jp/play/minamiza/schedule/2014/6/post_149.php

琉球舞踊の公演はともかく、京劇にもどりますが、公演内容の大きな違いは、

1)楽戯舎の『覇王別姫』を通しでやる(以前天津市青年団がやった形)、国家京劇院の公演は『鳳還巣』と『覇王別姫』の二作をやる。『鳳還巣』は来日公演ではまずかからないので、ぜひ見てほしい。

2)国家京劇院は二作やるので、おそらく主役は李勝素と王芳という二人の女優さんがどちらかがどちらかを演じる。写真だと李勝素が『鳳還巣』、王芳(なのか自信がないけど)が『覇王別姫』をやっている。周りの俳優陣を考えると李勝素が『鳳還巣』という確率は高いと思います。

3)俳優の格という点では、今の現役世代の梅派の俳優(ほとんどが女優)で、李勝素に勝る人はいない。王芳は若手の部類に入ると思うので、天津京劇院の青衣王長君はこの二人の間辺り、と考えるとわかりやすいかも。

4)覇王項羽役は、国家京劇院の公演では配役がわからないのですが、たぶん劉魁魁という若手有望株の人がやると思われます。天津の黄斉峰の方が格は上ですが、劉魁魁も悪くはないと思います。

国家京劇院の公演で、李勝素の相手役の小生を演じるであろう江其虎は、お若い頃は京劇の枠にとどまらず、世界的な活躍をされていた俳優さんで、随分昔に出演された「リア」という数カ国かの俳優さんが集まった作品がたしかNHKで放送されていたような記憶があります。

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