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2016年6月 6日 (月)

2016年6月5日「琉球舞踊と組踊」 京都造形大春秋座公演

2年ぶりにまた京都で琉球舞踊が見られるというのは、京都に住むものにとって本当に幸せなことだと思います。

今回でたしか三回目の春秋座での公演で、私は以前のような感激して胸が一杯になるような感動は、今回はありませんでしたが、宮城能鳳という方は、やはりすごいです。きっと今後伝説になっていく方ではないかと思いました。

寝ている子どもを見つめながら、子どもを置いて天に帰るのをためらう場面があるのですが、天女はじっとしているのです。地謡によって物語は進行していき、天女も台詞を歌いますが、その間、本当にずっと、じっとしているのです。でも悲しみやためらい、そして母の愛、すべてが伝わるのです。そして美しい声!

二人の子どもを演じていた子達もたくさんの台詞を頑張っていました。

今回気になったことをいくつか…

第二部の「組踊」では字幕は出ましたが、第一部の舞踊のところで、全く字幕が出ませんでした。とても悲しかった。

春秋座は舞台が低く、前列に座ると演者さんの足もとがとてもよく見えます。南座とか松竹座の1階では足もとが全く見えないので3階で見た方が足もとがよく見えますが、春秋座は目の前で足もとが見えるので、本当におもしろいです。

でもこれは一長一短で、前に背の高い人が座ると舞台が見えなくなります。頭と頭の間から舞台をのぞき込む感じ。前に通路を挟んだ5列目が取れればいいのですが、そんなにうまくは行きません。今日の私の席は不幸なことに前列が数人男性で、開演前は「最悪…」と思いましたが、開場すれば頭と頭の間からきちんと見えました。今度はもう少し後ろの席を買おうと思います。

以下、公演の内容です。

京都造形芸術大学 春秋座 「琉球舞踊と組踊」公演

http://k-pac.org/?p=121

第一部 琉球舞踊(解説・嘉数道彦)

老人踊「かぎやで風」(かじゃでぃふう) 嘉手苅林一・儀保政彦

女踊「天川」(あまかー) 嘉手苅幸代
雑踊「加那よー」(かなよー) 山城亜矢乃
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二才踊「高平良万歳」(たかでーらまんざい) 佐辺良和

雑踊「谷茶前」(たんちゃめー) 新垣悟・山城亜矢乃


第二部 組踊

『銘苅子』(めかるしー) 作:玉城朝薫

【出演】
銘苅子 嘉手苅林一
天女  宮城能鳳(人間国宝)
おめなり  古堅聖尚
おめけり  宮城隆海
首里の御使 眞境名正憲
供一    新垣悟
供二    儀保政彦
きゃうちゃこ持  佐辺良和

【地謡】
歌・三線 西江喜春(人間国宝) 玉城和樹 大城貴幸
箏 池間北斗  笛 宮城英夫
胡弓 又吉真也  太鼓 比嘉聰

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