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2016年12月 3日 (土)

2017年春に国家京劇院の来日公演!(内容更新)

来年2017年春に中国国家京劇院の来日公演があります。

(12月10日現在、新しい情報が出ていますので、前回の記事を大幅に書き替えました。)

民音による、国家京劇院の来日公演です。

民音トップページ

http://www.min-on.or.jp/

民音、初日の千葉県での公演情報

http://www.min-on.or.jp/play/detail_12304.html

現在、関東・関西・中国地方の公演のみアップされていますが、例年だと、東北や九州、中部にも行っているので、これらの地域は5月の公演になる可能性があります。

お近くの地域での公演がないかは、「公演案内」から「京劇」のキーワードで検索してみて下さい。

以下のHPにチラシが載っています。

神奈川県立ホール 中国国家京劇院

http://www.kanagawa-kenminhall.com/detail?id=34786

演目は『金銭豹』・『鎖麟囊(のう)』・『太真外伝』だそうです。

前回公演と同じ、一団の公演です。しかも于魁智と李勝素が、『太真外伝』をやるようです。『太真外伝』は玄宗と楊貴妃の話で、昆(崑)曲の『長生殿』の京劇版と言ってもいいと思います。梅葆玖が得意としていましたが、彼が亡くなった今、この演目をかけられる役者で、最適な人は李勝素しかいないといっても過言ではありません。李勝素の相手役は于魁智と決まっていますが、彼が引き立て役にまわる演目がかかることは滅多にありません。中国でも実際の舞台というよりは、テレビ番組で上演されたり、歌だけが歌われることの多い演目で、実際の舞台ではあまりかかりません。他の劇団はやっても国家京劇院の于魁智と李勝素が実際の舞台でやったことは、京劇は15年ぐらい見ていますが、私の記憶にはありません。この京劇ファン垂涎の演目が日本各地で見られる、まさしく鳥肌ものです。

ただし、民音の公演は当日会場に行かないと、誰が演じるかわからないシステムになっています。

若手と中堅がそれなりにバランス良く所属していて、実力の拮抗した俳優の多い、三団や二団に比べて、一団は于魁智と李勝素とそれ以外の俳優、女優の差の開きが著しく、前回の来日公演の私のようにチケットを2枚買っても2敗(いずれも李勝素でなかった)ということもあり得ます。

歌舞伎でたとえれば、玉三郎さんの舞台を見に行ったら、七之助さんや尾上右近さんだった、ならまだ許せます! でも前回は、玉三郎さんの舞台だと思ったら、名題にあがったばかりの名前も知らない俳優さんだった、というケースでした。中国でこれをやるとチケットの値段は同じですから暴動が起こるケースですよ。

民音さん、とんでもなく素晴らしい企画を実現してくださることには、本当に心から敬服していますし、私なりに微力ながら周りに宣伝もしています。ですから、お願いだから、チケットを売り出すときにA組、B組などと配役表をHPに掲載してほしいです。

でももうチケットは発売間近なので、今回も複数枚購入して運試しというパターンになりそうです。社会人には日程的に苦しいです。

中国のネットでの動画をご紹介します。宣伝なども一緒に出て来ますので、ウィルス対策をきちんとしたうえで御覧下さい。

国家京劇院・于魁智と李勝素(女優)『太真外伝』(2013年新年晩会 5分バージョン)

http://v.youku.com/v_show/id_XNDk2Njk0NTQ0.html?f=19469366

北京京劇院・胡文閣(女形)『太真外伝』(空中劇院中継 30分バージョン)

http://tv.cntv.cn/video/C10301/87bc78eddfb94824a67cb5b0a6482545

これ以外では特に、中国では非常に人気の高い演目『鎖麟囊』がかかるのが注目されます。『鎖麟囊』は三団の女優にうまい人がいるのですが、一団ではまあまあかなと思います。通常三時間ぐらいかかりますが、一時間弱にまとめるのでしょう。

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