音楽

2015年10月25日 (日)

2015 Gipsy Kings  WORLD TOUR at Osaka Festival Hall

今日はいつもの観劇レポートとは毛色が違いますよ。

ジプシーキングスの来日コンサートに行って来ました。「鬼平」のエンディングに彼らの曲が使われていることで、日本では有名になりました。その後、ボラーレという、もともとは3rdアルバムに収録されていた、カンツォーネをアレンジした曲が「淡麗」という発泡酒のCMに採用され、その後他のアーティストが歌ったりしながらずっとのテーマソングみたいになっています。

ジプシーキングスは何度か日本でコンサートをしていますが、今年は十数年ぶりだそうです。今年はジプシーキングスとして結成25周年を記念してのワールドツアーだそうです。

Gipsy Kings 公式サイトのツアーのページ

http://www.gipsykings.com/tour/

ツアーのことを語っている動画(オリジナルメンバーです。若いメンバーも少し映っています)

来日公演特設サイト(日本語)

http://www.hipjpn.co.jp/live/gk/index.html

実は私、ジプシーキングス大好きなのです。

高校生から浪人生の頃にラジオをよく聞いて勉強していたのですが、その当時はジプシーキングスをはじめとした「ワールドミュージック」という分野の音楽が日本でもはやっていた頃で、「Djobi Djoba」を聞いてすごく惹かれて、それからはまりました。ちょうどその頃、来日コンサートがありラジオでもよく宣伝していましたが、受験生の身分では、大阪まで夜に出かけたいと親にはとても言えませんでした。

大学に入ってから、普段は滅多に買わないCDを彼らのは全部集めて、毎日のように聞いていました。 大学に入ってコンサートを待っていましたが、南フランスにいる彼らがそうそう、極東のジャパンに来てくれるはずはありません。

私が知る限りでは、その次に来日コンサートがあったのは、運悪く私が北京に留学している最中でした。2年間の留学を終えた帰国後に知り、しかも大阪で二回もあったようで、地団駄を踏みましたが、どうしようもありませんでした。 その後、働くようになってから、彼らのコンサートがあれば是非行きたい、東京だけの公演でも行きたいと思っていましたが、その後は全くありませんでした。 ジプシーキングス自体の活動も、新譜がでなくなったり、出ても日本版が発売されずにHMVで輸入盤を買う状態でした。昨年の新譜も欧米版のをHMVで買いました。

このワールドツアーの情報はジプシーキングスの公式Facebookで知りました。今年のある日、彼らの更新情報で「Tokyo Japan」の文字を見た時の驚き!そして「Osaka Festival Hall」の文字を見た時の喜び! 

今年のツアーでは、ジプシーキングスは、代替わりしていて、ニコラスとトニーノ以外は若いメンバーが来日しています。これは来日コンサート特設ページの写真をみればわかりました。オリジナルメンバー、特にカヌートが来ないのはとても残念ですが、私が大好きなニコラスとトニーノは来てくれます。これをのがせば今度はいつかわかりません。チケットが音楽のコンサートにしてはかなり高いのですが、幸い土曜日です。行かない手はありません。先行販売の手数料やらいろいろ払うと歌舞伎の一階席に近い値段を払っていました。

当日、お昼に梅田で別件があり、その後歩いてフェスティバルホールへ。地下のレストランで開場の5時まで待っていようと思ったら、「今日は4時半までですが」といわれ、「まあいいか」と思って、作業をしていたら、4時15分に追い出された… コンサートホールの地下にあるレストランなのにどういうことでしょうか… どうもこの日は結婚式の二次会があったようで、そのレストランだけではなく、ホールの入り口がある2階のレストランも二次会をやっていた模様。大安吉日なのでしょう。ジプシーキングスが大阪でコンサートをする。それを私は見に行くことが出来る。大安でなくてなんでしょう。

観客には主に50代から60代のご夫婦が多くてびっくりしました。私のような年齢の人も少なくありませんでしたが、若い人は知らないのでしょうね。ほぼ満員だったように見えました。「当日券は5時から発売です。並んでください」と言っていたので、残りは少なかったのでしょう。

6時になり、まずバックのメンバーが、そしてジプシーキングスのメンバーが出て来ました。すぐに歌い始めます。ニコラスが目の前で歌っている。トニーノが目の前で弾いている、それだけで私は涙を抑えることができませんでした。浪人していたころからすでに25年が経ってしまいました。今晩、私の夢の一つが叶いました。2曲目は私が一番好きな「Quiero Saber」でした。ニコラスが歌っています。私の涙腺はすっかり崩壊してしまいました。

↓これは十年ぐらい前のアメリカでのライブ映像です。大阪でのアレンジはここまでサルサっぽくはなかったです。

舞台はシンプルです。ジプシーキングス6名とその後ろのドラム、ベースなどのバックのバンドが4名でした。メンバーも最初はあるいは緊張があったのかもしれません。すぐに会場の盛り上がりを感じると、メンバー同士で笑顔が出るようになっておられました。

若いメンバーということに不安はありましたが、実際のコンサートはニコラスとトニーノがバリバリの健在でした。カヌートがボーカルをしている曲は若いメンバーが歌っていたように思えましたので、違和感はありませんでした。

3曲目あたりから、私の涙腺は夢を現実として受け止めてくれるようになり、涙は収まりました。

約1時間半ぐらいだったかな。ずっと歌いっぱなし、弾きっぱなしでした。S席13000円からすれば短いかも知れませんが、ステージが見やすい良い場所でしたし、凝縮された時間でした。私のように、フランスかアメリカに彼らのコンサートを見に行こうと半分本気で考えていた、ジプシーキングスに特別の思い入れのある人間からすれば、高いとは思いません。

新譜からの曲もありましたが、メジャーデビューしてしばらくの、ベスト盤などに収録されている曲が多くて、良かったです。

ニコラスが二曲ぐらい歌ってから、若いメンバー(プログラムも何もないので、名前がわからない)が歌って、トニーノが弾く時にはニコラスが伴奏、という感じでした。ギターを代えたりしていましたが、ずっと歌っていました。かつての美男子だったトニーノは今や相撲部屋の親方のようなお腹でしたが、テクニックは健在です。「inspiration」を弾き終わったときの、会場の興奮に包まれて満足そうなトニーノの表情が忘れられません。

最初は客席は座っていましたが、そのうちずっとスタンディングになりました。良い大人が、ほとんどすべて踊っていました。それがとても自然で、これまで発売されているイギリスとアメリカでのコンサートのDVDの観客のような雰囲気が、なんと大阪でも生まれていました。アンコールでは客席から踊る気満々という服装の女性3人がメンバーにうながされて、舞台に上がって踊っていました。イギリスのコンサートの映像でこういうのがあったように覚えていますが、それを日本の大阪でも見れるとは思ってもみませんでした。(ノリの良い大阪だからこそ見れたのかも知れませんが)

最後に、ニコラスが、何か御礼のようなことを言っていましたが、「メルシーボクー」しかわかりませんでした。だれか通訳して~と思いました。でも音楽は通じるのです。しかも若者ではなく、良い大人達が、みんなで体を揺らして、終わった後は口々に楽しかったと言っているのです。これが世界を舞台に活躍してきた彼らの実力であり、彼らの音楽の魅力なのでしょう。私にとっては夢を叶えられただけでなく、とても素晴らしい空間を体感できました。

ワールドツアーは最後に東京公演が残っています。

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2011年3月30日 (水)

ことわざ三国志、小池玉緒さんご本人の映像による三国志のテーマ

これは人形劇三国志の番外編として昭和58年の年末に三回放送された「ことわざ三国志」という番組から、人形劇三国志のエンディングテーマを歌っていた小池玉緒さんがどんな人なのか、という視聴者からの問い合わせに応じて、この時だけ特別に、小池玉緒さんご本人が登場して「三国志のテーマ」(レコードでは「三国志ラヴテーマ」となっています)を歌うという超レアものでスペシャルな映像です。先ほどYouTubeで見つけて、びっくりしました。アップしてくださった方に心から感謝して、こちらにも貼り付けておきます。びっくりして今でも胸がどきどきしています。

演劇と関係ないじゃないかとおっしゃる方はおられると思いますが、私にとってはこの歌がすべての始まりだったのです。「口パクだ」と突っ込むなかれ、「春やすこけいこじゃないか」と突っ込むなかれ。通常の画面ではご本人が登場しないので、当時の私は、小池玉緒さんがどんな人なのかを知りたかったのですが、当日は英会話の塾に行っていて、見れなかったのです。当時どれだけ悔しがったことか。本当にこの映像がとても見たかったのです。この2分のためだけに衣装をつくり、セットを作ったのです。妥協しない番組づくりというのは、何十年経っても伝わってきます。

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2008年3月18日 (火)

ヨーヨー・マと坂東玉三郎さんとのコラボ映像DVD化

クラシックのことはさっぱりわかりませんが、ヨーヨー・マと坂東玉三郎さんとのコラボがDVD化されることになりました。明日発売です。

http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/YOYOMA/

以下、引用です。

3月19日、DVD<インスパイアド・バイ・バッハ>(全3巻)日本盤発売  (2008.3.17)

ヨーヨー・マが98年にLDとVHSで発売したバッハの無伴奏チェロ組曲の映像シリーズ<インスパイアド・バイ・バッハ>が DVDで発売となります。ヨーヨー・マにとって2度目のバッハ:無伴奏チェロ組曲録音であり、全6曲を異なるジャンルで活躍するアーティストたちとのコラボレーションにより映像作品として完成させました。つねにチェロという楽器の可能性を広げているヨーヨー・マが バッハの無伴奏を軸に様々な問題を克服していくもようをドキュメンタリー・タッチでとらえています。、また、実際に演技をするヨーヨー・マも必見。音楽ファンならずとも、バッハの音楽の懐の深さにうなってしまう作品です。2008年4月の来日公演も もうすぐ!

〇第1巻 SIBC64 ( 〔〕内は共演者。各税込¥4935)
 第1番「ミュージック・ガーデン」(庭園デザイナー:ジュリー・メサヴィー) 
 第2番「サウンド・オブ・ザ・カルチェリ」(フランソワ・ジラール)

〇第2巻 SIBC65
 第3番「フォーリング・ダウン・ステアーズ」(マーク・モリス・ダンス・カンパニー)
 第4番「サラバンド」(アトム・エゴイアン)

〇第3巻 SIBC66
 第5番「希望への苦闘」(坂東玉三郎)
 第6番「6つのジェスチャー」(トーヴィル&ディーン)
 
以下はHMVのページからの引用です。

http://www.hmv.co.jp/

HMV レビュー

バッハ:無伴奏チェロ組曲集 Vol.3
第5番《希望への苦闘》
第6番《6つのゼスチャー》
ヨー・ヨー・マ(Vc)

第5番は歌舞伎役者、板東玉三郎との共演。前半は二人へのインタビュー、後半はパフォーマンスという2部構成。玉三郎自身の振付けによる舞踊は見る物を幻想の世界へと誘う美しい仕上がり。第6番は高い芸術性と表現力で世界中を魅了したオリンピック・アイスダンス・チャンピオン・ペア、トーヴィル&ディーンとヨーヨー・マの共演。ダンスの合間にはバッハの伝記的エピソードも現れます。

「希望への苦闘」
バッハ:無伴奏チェロ組曲第5番
監督:ニヴ・フィッチマン
舞踊:坂東玉三郎
美術原案:天野喜孝

「シックス・ジェスチャーズ」
バッハ:無伴奏チェロ組曲第6番
監督:パトリシア・ロゼマ
アイスダンス:トーヴィル&ディーン、トム・マッカマス

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